初めてPOSを購入する方へ

POSとレジの違い

メカレジ、ネットレジ、POSレジについての比較表をご案内します。レジスター/POSは、お店の売上管理を支える重要な機器になり、一度導入してしまうと、なかなか変更ができません。
これから店舗を開業される方も、店舗の規模拡大に伴い機器の見直しを考えている方も、それぞれの違いをまずはご確認ください。

	レジスター	ネットレジスター	POS
ジャーナル	紙	紙＆電子	電子
売上集計	×	可能	可能
小口入出金登録	×	可能	可能
統計・分析	×	×	可能
売れ筋商品統計	×	×	可能
単品統計	×	×	可能
部門管理	×	可能	可能
店舗別売上管理	×	×	可能
購買顧客属性	×	×	可能
オーダーエントリー	×	×	可能
平均価格（導入費用）	3万円前後	10万円前後	300万前後

POSの基礎知識

POSとは、レジスターのようにテンキーで金額を直接入力することなく、商品を販売するごとに商品の販売情報を記録し、集計結果を在庫管理やマーケティング材料として用いるシステムのことで、緻密な在庫・受発注管理ができるようになるほか、複数の店舗の販売動向を比較したり、どんなお客様がどのような商品を購入したのかを簡単に集計することができます。
ネットレジスターでも、売上の動向を確認することはできますが、店舗の経営改善に必要な経営データを収集することはできません。

飲食店におけるPOSの活用方法

【 オーダーエントリーとの連携で、料理の提供時間の短縮化！ミス防止 】
大手の居酒屋チェーンやファミリーレストランでみかける店員さんが持っているのが、ハンディターミナルと呼ばれる小型の専用端末です。
メニュー名と品目数を入力すると、即座に厨房に置かれたプリンターから打ち出され、レジでは瞬時に会計できます。
この仕組みは、「OES（オーダーエントリーシステム）」と呼ばれ、この仕組みを導入すれば、「接客スタッフの注文受け間違いが少なくなる」「迅速な注文伝達で料理の提供時間が短くなる」「スタッフが注文伝達のために歩く距離が短くなり、この余裕が接客サービスに振り向けられる」「会計時の金額間違いがなくなり、お客の会計時の待ち時間も短縮できる」などのメリットが期待できます。

売れ筋商品を瞬時に把握。最適発注を可能に！

POSに登録したオーダーは、「売れ筋や死に筋メニューの把握」「時間帯別、価格帯別の販売動向」「食材在庫状況」など、店舗経営を考える際に必要なデータとして蓄積され、瞬時にその状況をモニターなどに出力することが可能です。
売れ筋の商品が正しく把握できれば、最適な食材発注が可能になり、食材の不良在庫化を防止できます。